日泰寺参道には文化的建造物や新進気鋭アーティストの雑貨店が入った昭和レトロなアパート、ITを使ったアロマ、スイーツ、老舗の紅茶専門店等々…
異国情緒あふれる魅力を2回にわけてご紹介します。

1.覚王山 日泰寺
2.揚輝荘
3.えいこく屋

覚王山 日泰寺

日泰寺覚王山といえば日泰寺。日本で唯一お釈迦さま(釈尊)のご真骨(遺骨)を安置するお寺。創建は明治37年(1904)。お釈迦さまのご真骨をシャム国(現在のタイ)より拝受し仏教各宗代表が協議し、奉安するために建立されました。毎月21日に行われる弘法大師の縁日は市民の信仰と憩いの場所に。境内と参道に雑貨、食品、露店が立ち並び、にぎわいを見せます。


2.揚輝荘

▼南園 聴松閣揚輝荘揚輝荘は、大正から昭和初期にかけて松坂屋の初代社長である15代伊藤次郎左衞門祐民の別邸として、覚王山の丘陵地に建設された、 名古屋の近代における郊外別邸の代表作です。聴松閣地下1階から地上2階の各室は、各国様式がミックスされています。かつては迎賓館、社交場として華やぎ、アジアの留学生が寄宿し、国際的コミュニティーの場でもありました。白雲橋は、京都·修学院離宮の千歳橋を模したといわれ、北園のシンボルです。

▼北園 白雲橋北園

揚輝荘
電話 052-759-4450
住所 名古屋市千種区法王町2-5-17
営業時間 9:30 ~16:30
休日 月曜日(祝日の場合はその直後の平日)
入園料 南園 · 聴松閣:高校生以上300円、北園:無料
その他 ※室内撮影可 ※その他貸室予約受付けあり


3.えいこく屋

▼ミックスグリル 1,800円(税込)えいこく屋えいこく屋は1978年創業の紅茶専門店です。スパイスも取り扱うようになったとき、カレーをメニューに加えたことが現在のインド料理店につながったのだそう。えいこく屋紅茶店の店舗をパッケージにした家型ティーバッグはお手軽に楽しめるティーバッグなのでおみやげにぴったり。国産フルーツミックスティーは、飲んで食べるフルーツティー。紅茶にたっぷりの国産ドライフルーツを加えて楽しむ贅沢なティータイムはいかがでしょうか。隣接するインド料理店のミックスグリルは、インドの土窯タンドールの炭火で焼き上げるシークカバブやタンドリーチキンがたまらない香ばしさ。カレーはターメリックライスとナンで味わえます。

【左】家型ティーバッグ2g×8P 648円(税込)、【右」国産フルーツミックスティー 497円(税込)紅茶
▼えいこく屋 外観えいこく屋外観

えいこく屋
電話 052-763-2788
住所 名古屋市千種区山門町2-58
営業時間 インド料理店 11:00 ~20:00(L.O.19:30)
     紅茶店・パーラー 10:00 ~18:00
休日 火曜日


※この記事は、ゴールドステイ 月刊誌「金の宿」2月号に掲載された内容です。全記事は、こちらよりダウンロードいただけます。