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子連れ東山動植物園!家族で大満足な1日を満喫しよう


東山動植物園といえば、名古屋の定番お出かけスポット。
…ですが、園内はとにかく広く、思っている以上にしっかり「1日コース」です。さらに子どもという生き物は、急に元気になったかと思えば、何の前触れもなく電池切れ。子連れの場合、保護者の体力と対応力が試される場面がそれなりにあります。 

ということで今回は、「親子ともに無理せず楽しむには?」という視点で、7歳児を連れて実際に訪れて感じたポイントを、やや本音寄りにご紹介していきます。 


by アンバサダーNemu
海獣が好きなホモサピエンス。大学時代は授業で「動物園は廃止すべきか否か」の反対側として熱弁していました。

#観光 #名古屋

①チケットは事前購入がスムーズ!

大満足な一日を満喫するための第一歩――それは、何より先にチケットを確保することです。
2026年5月現在、東山動植物園の入園料は大人500円、中学生以下は無料という良心設定。
2026年10月には大人料金が800円へ改定予定とのことですが、敷地の広さと展示の充実ぶりを思えば、「今までよく500円でやってくださっていましたね」という感謝の気持ちが湧いてきます。

チケットは現地購入も可能ですが、おすすめはオンラインでの事前購入。
混雑日にはチケット売り場にしっかり列ができるため、「まだ入れないの?」「あとどれくらい?」という、子どもの待ち時間確認が始まる前に、スマートに入園してしまうのが大人の采配です。

②レアイベント?!テンションが上がる「ズーボグリーティング」

会いたい動物がいて、「ライオンのところ行く!」と、入園した瞬間から全力疾走モードに入る子もいれば、園内の空気に少し圧倒されて、まずはきょろきょろしてしまう子もいるものです。
そんなはじめの一歩を後押ししてくれるのが、入園してすぐに期待感をぐっと高めてくれる「ズーボグリーティング」。

ズーボとは、その昔――さらにそのまた昔から、東山の森と東山動植物園のどこかに住んでいると言われている妖精。
黄色くてふっくらとした姿がなんとも愛らしく、気づけば大人まで普通に写真を撮っています。

グリーティングは、夏季を除く土日祝を中心に一日3回、正門噴水前で開催しているようです。
正確な情報は公式HPで確認してみてください。

③「もう歩けない」対策:園内の移動手段を活用しよう

東山動植物園の園内はとにかく広大。もちろん徒歩でも回れますが、小さなお子さん連れの場合は話が別。
最初は元気いっぱいでも、途中で「もう歩けない!」となり、保護者は抱っこと荷物持ちを同時進行する羽目になります。
しかも子どもは、「これ見たい!」「あっちも行く!」「見られなかったら絶対帰らない!」と体力配分などお構いなし。
そんな時に頼れるのが、園内移動手段の「スカイビュートレイン」と「植物園園内カート」。

スカイビュートレインの動物園側の乗り場は正門近くにあるので、「動物を観覧してまた入口まで戻る」という無駄な歩きを減らせるため、植物園へ行く予定なら最初に乗ってしまうのがおすすめです。
高い場所を走るので移動そのものがちょっとしたアトラクション感覚。

「まだ元気だし乗るほどでも…」と、入園直後には思うかもしれません。ですが、その判断を後悔するのは、だいたい植物園の坂道に差しかかった頃です。
お花畑エリアへ向かう坂道は想像以上に長く、そこで救世主になり得るのが「植物園園内カート」。
定員は5名までで、移動中は楽しい音楽も流れていてのんびり楽しめます。

大人でも地味に体力を持っていかれるので、小さなお子さま連れなら文明の利器には素直に頼るのがおすすめです。坂道の途中で後悔する前に。

④「もう飽きた」対策:遊園地ではしゃいで、ボートを漕ごう

子どもは予測不可な生き物。 「いつ着くの?」とあんなに楽しみにしていたのに、突然「もう飽きた」「楽しくない」とスイッチが切れることもあります。さっきまでの高揚感はどこへ行ったのか、大人側はだいたい理解が追いつきません。
そんな「見るだけ」が続くと飽きやすい子の気分転換におすすめなのが、遊園地エリアと東山ボートハウスです。

東山動植物園の園内には遊園地エリアも併設されています。
北園を歩いていると、ふと視界に入ってくる観覧車。少し階段を上った先から見えるその姿は、「あ、遊園地あっちか」とすぐ分かるほどの存在感があります。
絶叫系テーマパークを想像して行くと「優しい世界…」となりますが、小さなお子さま連れにはちょうどいい塩梅です。

ちなみに遊園地は園内でもやや高台側にあるため、お子さまが帰りに突然「移動拒否モード」に入る可能性もあります。保護者の皆さまは体力を少し温存しておくと安心です。

本園と植物園のちょうど中間あたりにある東山ボートハウスも、地味に人気スポット。ただし、「優雅な水上散歩」になるか、「家族参加型筋トレ」になるかは操縦者次第。筆者のように子どもが舵を担当し、大人二人が必死に漕ぐスタイルになると、なぜか同じ場所を永遠に旋回し続ける現象が発生します。そんなに広い池ではないはずなのに妙に向こう岸が遠く、気づけば10分ほど水上で小さな遭難を体験しているご家族もいたりします。
それでも春や秋はそよ風が心地よく、池の魚や鳥類を眺めながらのんびり癒しの時間を過ごせます。

⑤「もう疲れた」対策:タヌキの里でごろごろ

東山動植物園の「タヌキの里休憩所」は、ボートハウスエリアから少し進んだ場所にある休憩スポット。
本園からそこそこ距離もあり、ちょうど子どもが「疲れた」を発動し始める頃に現れます。

トイレや飲料とアンパンマンジュースの自販機、水道水の補充スペースもあり、ちょっとした水分補給にぴったり。
テーブル席もありますが、個人的おすすめは、靴を脱いでごろりと横になれる小上がりスペースです。
窓際に差し込む陽だまりが気持ちよく、大人のHPが静かに回復していきます。
筆者は「5分だけ休もう」と思った結果、気づけば30分ほど動けませんでした。

なお、その間子どもは元気に走り回り、休憩中の保護者を遊具の一部として扱っていました。
結果、「なんでちゃんと休まなかったの」と再び疲れる未来までがセットです。

⑥「お腹すいた」対策:栄養補給はこまめに

お弁当を持参してピクニック気分を楽しむ方も多いですが、東山動植物園の園内グルメ、実はかなり本気です。
「動物園のご飯=高い・少ない・普通」というイメージを、わりと真正面から裏切ってくれます。

園内にはフードコートやカフェ、キッチンカー、さらにはフレンチレストランまであり、選択肢も豊富です。
お子様連れに特に使いやすいのは王道のフードコート。
筆者が利用した「ZOOASIS」は、屋内席こそ少なめで混雑しやすいですが、屋外席は比較的ゆったりしているので、天気が良ければ外の方がおすすめです。

名古屋名物の若鯱屋やスガキヤのほか、サーティワンアイスなど子どもが喜ぶお店も充実しています。特に「どうぶつカフェ」は、レッサーパンダのしっぽ風ドッグや動物モチーフのアイスなど、見た瞬間にテンションが上がるフードが豊富で、お子様セットもなかなかのボリューム。
その結果、「全部食べる!」と言っていた子どもが途中で満足し、大人が静かに残飯処理係に任命される可能性もあるため、胃袋には少し余裕を残しておくと安心です。

⑦「これほしい」対策:おみやげの購入は計画的に

東山動植物園にはグッズショップが複数あり、定番のお菓子やぬいぐるみから文房具、公式ガイドブックまで品揃えはかなり豊富です。 ただしここで注意点がひとつ。
ショップごとに取り扱い商品がかなり違い、その場所にしかない限定グッズも多いということです。気づけば同じ場所に戻れず子供が「さっきの欲しかったのに…」と言いだし、親が園内を逆走するイベントが発生します。
買うと決めたら、その場で確保しておくのが安心です。

ここから個人的なおすすめをいくつかご紹介します。まずは動物のバッジ。すべて園内の動物写真で作られた「ここでしか手に入らない系」アイテムで、筆者のチョイスはシンリンオオカミのリンちゃん。
子どものお小遣いでも買いやすく、数百円程度で手に取れるので、ちょっとした記念にぴったりです。

二番目はマスキングテープ。こちらも園内限定デザインで、お手頃価格ながら柄がかわいく、日常でも使いやすい優等生です。

三番目は少しマニアックですが、公式ガイドブック。単なる動物園紹介にとどまらず、動物の生態や生息地までしっかり載っているので、様々な目的で楽しめる一冊です。「これはね」と知ったかぶりができる、ちょっとした知的ドヤポイントとしても優秀。
実際に動物を見ながら読むと、「なるほどこういうことか」と発見が増えて、園内の楽しみが一段深くなります。

⑧主役は、やはり動物と植物

あれこれ語ってまいりましたが、肝心の主役に触れないまま終えるのも、さすがに読後感が「動植物、いた?」になってしまいます。

もちろん園内の人気動物や季節の植物については、すでに魅力的な紹介が世の中に溢れています。
とはいえ、小さなお子さま連れとなると、気になるのは理想と現実の差。出発前は「シャバーニ見る! スマトラトラ見る!」と大騒ぎだったのに、いざ到着すると人混みの隙間から耳だけ見えて終了――。
あの瞬間、保護者側にじわじわ押し寄せる心苦しさと疲労感は、なかなか侮れません。

そんな事態を少し回避しやすいのが、迫力があり、なおかつ檻や展示位置の関係でお子さま目線でも比較的見やすい展示を先に押さえておくこと。「ちゃんと見れた!」という満足感がひとつあるだけで、その日の園内空気はかなり平和になります。
その一例として、比較的観察しやすく、お子さまの反応も良い動物たちを画像でご紹介します。

⑨結局、大人はその笑顔に弱い

ここまで、子ども側の自由すぎる言動についてあれこれ書いてまいりました。しかし結局のところ、大人という生き物は、楽しそうに動物を眺める顔や、「また来たい!」と無邪気に笑う姿を見せられると、不思議と全部報われてしまうものです。

東山動植物園は、とにかく広く、見どころも多彩。だからこそ「予定通り完璧に回る」のは案外難しく、当日は子どもの体力・気分・興味に合わせて、かなり対応力が求められます。昨日までマヌルネコ一直線だったのに、当日はなぜか延々とフラミンゴを見続ける――そんなことも普通に起こります。子どもとは、だいたいそういう予測不能な生き物です。

それでも、少しだけ事前に知っておくだけで、保護者側の心の余裕はかなり変わります。 今回ご紹介した内容が、皆さまの東山動植物園訪問を、少しでも「スマートで平和な一日」にするお役に立てましたら嬉しいです。

どうか当日は、無理をしすぎず、ほどよく休み、ほどよく文明の利器に頼りながら、東山の一日を楽しんできてください。

⑩大満足の一日の締めくくりは、ゴールドステイで!

東山動植物園の余韻は、実は園を出たあともまだ少しだけ続きます。
ゴールドステイには、東山動植物園とコラボレーションした「動物園カルチャールーム」がございます。

お部屋は、「アフリカルーム」「アジアルーム」「オセアニア・北極ルーム」の3種類。
それぞれの地域で暮らす動物たちをテーマにしており、ぬいぐるみだけでなく、壁や天井、さらには廊下にいたるまで、しっかり動物園仕様。一般的なホテルのお部屋とは少し違う、非日常感のある空間をお楽しみいただけます。
動物園帰りのテンションのままでも、そうでなくても、案外しっくり来てしまうお部屋です。

なお、お部屋のあちこちに動物たちがいる関係上、小さなお子さまの場合、「帰る時も連れていく」と突然強い愛着が芽生える可能性がありますので、その点だけはどうかご注意ください。子どもとぬいぐるみの絆は、だいたい大人が想像しているより早く成立します。

どうぞ名古屋滞在の思い出のひとつとして、ゆるく、気楽に、遊びに来てください。
皆さまのお越しをお待ちしております。

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